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Q&A. よくある質問に答えて

当道場は、白帯から緑帯までは[生徒]、茶帯・黒帯からは[弟子]となります。
極真空手を3つの視点「体育」「競技」「武術」で捉えて、それぞれの視点で稽古しています。

  1. 一般道場生は、どなたにもできる心身の練磨に重点をおいた「体育」としての空手。
  2. 試合参加者は、「競技」として勝つために有効な強化稽古。
  3. 弟子たちは、創始者大山倍達総裁の孫弟子として、一生を賭けて追求する、 より高度な「武術」としての空手を、黒帯茶帯研究会において精進します。

Q1:入会したいのですが、過去にスポーツや空手の経験がまったくありません。 はたして稽古についていけるでしょうか。

A1:何も心配いりません。最初は誰でも初めてです。新しく入会する人の半数以上がスポーツの経験の無い人たちです。また学生時代に運動部に入っていた人でも、社会人になれば何もしなくなるという人がほとんどです。
全くの初心者の場合、空手着の正しい着方とたたみ方、帯の締め方、道場での挨拶の仕方、柔軟体操、軽い補強、立ち方、基本稽古に入ります。
上級者が、基本的なことから、各技のコツを手取り足取り丁寧に指導します。一つの技をできるようになるまで、何度でもていねいに説明します。後は先輩の真似をして、繰り返し繰り返し稽古します。
体育会系的に、上から目線で高圧的に指導することはいっさいありません。
また、自宅でのストレッチや筋カトレーニングの方法、腹式呼吸法、減量、栄養とかビタミンに関する知識も教えます。極真空手は、まず自分の体を健康体することから始まります。現在、喫煙をなさっている方も、減煙から禁煙の方向に向ける努力をされるほうがよいでしょう。
組手についても、最初からフルコンタクトの自由組手(試合形式の稽古)はやりません。あぶないからです。最初から荒々しいガチンコの自由組手で怖い目に会ったり、大怪我をするということは一切ありません。
まず、空蹴りに始まり、技量によってはキックミットも蹴ります。少しずつキックミットを突き蹴りして、実際に人に技を当てる感覚を養う稽古を行います。空蹴りだけでは、当たった際の力感がないため、インパクトの際の力の入れ方や正確なフォームが身に付きません。
次に、お互いに防具を付けた状態で、片方がゆっくりと決められた突きや蹴りを出します。それを他方が受けたり、避けたりできるようにします。
それができるようになったら、限定した技を受けた直後に反撃したり、相手の技に同時に技を合わせたりといった約束組手(受け返し)に入ります。ただ、指導員の指示に従って稽古するだけです。
このように段階を踏んで、少しずつ限定をなくしていけば、どなたでも3ヶ月くらいでそれなりに格好が付いてきます。こうしてある程度、組手の技を覚えると誰もが試してみたくなるものです。
そして、いよいよ防具を付けて、初歩的な約束組手の稽古に入っていきます。この頃になると、極真空手がおもしろくてたまらなくなってきます。
また入門後から、初の昇級審査会合格に向けて、基本や型も具体的に丁寧に指導しますので、約3か月に色帯を締めることも夢ではありません。
とにかく稽古の内容や極真空手について、わからないことはドンドン質問して下さい。また、習ったことは必ずメモして下さい。
このサイト内の<極真カラテ心得>には、極真カラテに関する詳しいことが随時更新されて書かれています。ぜひ参考にして下さい。

Q2:女性が入門しても大丈夫でしょうか。

A2:全く心配いりません。今、スポーツの世界は、男以上に女性が大活躍されています。この極真空手の世界も例外ではありません。まずチャレンジしましょう。
女性稽古生の中には、幼稚園、小中学生、高校生、主婦、一般女性が見えます。入門当初の美容痩身、健康増進の目的に始まり、個人の体力に合わせて、基本から応用までていねいに指導しますから、基本や型も男以上に上手になります。
入門3ヶ月後には、昇級審査に合格して色帯を締めることもできます。
当道場は、生徒の息が長いのが特徴です。大規模な道場では、おそらく続かないであろうタイプの生徒も、うちでは黒帯を取得させるまで責任を持って指導します。
見事に10人組手を完遂して黒帯取得した女子中学生や主婦の方が何名もおります。彼女たちは、空手着を着ていなければ極真空手をしているようには見えません。物腰が柔らかく、芯のしっかりした大和撫子タイプの可愛らしい女性たちです。
黒帯を取得した後も、黒帯茶帯研究会などに積極的に参加して、更なる精進を続けています。

Q3:昔使っていた空手着を使用することはできますか。

A3:当面は、空手着でなくTシャツなどでも間に合います。白帯の間はそれでも構いません。もちろん、昔習っていたころの空手着を使用することもできます。他流派や他道場のマーク等がある場合は、それを取り除き、あるいは覆い隠して下さい。
胸に極真会のロゴネームを入れてもらっても構いません。級を取った段階で、あるいは金銭的に余裕ができてから、極真空手着を購入していただければ結構です。もちろん、以前の稽古着を「洗い代え用」に使用されても結構です。
また大変恐縮ですが、他流派空手で有段者の方も、入門された以上は、極真空手を一から学んでいただくために、白帯から再スタートしていただきます。
ただし、空手の基本・型などに共通点も多々ありますので、後の昇級審査においてはドンドン飛び級される率が高いです。
以前、極真空手をなさっていて、過去に色帯をお持ちの方も、当道場の基準に照らし合わせて、再査定をさせていただいてからの色帯になります。
場合によっては、以前の色帯より低くなる場合もありますので、予めご了承下さい。
極真空手経験者は、既往帯までは再審査を受ける必要はありません。当道場の審査基準を満たす状態になった時点で、それに見合った色帯を允許していきます。
要は、いったん空手の道を離れたわけですから、初心に戻って真っ白な気持ちで再スタートしていただきたいだけなのです。
僣越ながら、当道場の師範である長谷場は、極真空手創姶者である大山倍達総裁の内弟子卒業生です。極真精神、基本から組手まで、本物の極真空手を大山倍達総裁から直接叩き込まれました。
総本部指導員を経て、大山倍達総裁に三重県支部長に任命された者として、極真空手の神髄を余すことなく、手取り足取り、皆様にご指導させていただきたいと思っております。

Q4:退会した後に、再度入会はできますか。また、長期出張や受験などで、長期休会することはできますか。

A4:できます。細かい規定がありますので、道場会則を参照してください。

Q5:子供を入門させたいのですが、何歳から入門は可能でしようか。

A5:見学も、無料体験入門も随時できますので、一度道場にお越し下さい。一口に子供といっても個人差があるのでー概には言えませんが、5歳程度からであれば問題ありません。基礎の基礎から丁寧に指導しますので、何の心配もありません。
中には、親がなんとしても極真空手をやらせたくて堪らず、3歳以下で連れて見える方もいます。私共も以前は3歳から受け付けていましたが、マン・ツー・マンで指導する一子相伝ならいざしらず、合同稽古においては時期尚早と感じました。
親子で入会されてお子様のケアをしていただける場合には、3~4歳でも可能かも知れません。
私どもの経験からいって、子供自身がものすごく極真空手に興味を持ち、高いモチベーションと身体能力を持っているケースは極稀です。ほとんどは、親のエゴで何も分からない、何もできない子供を半ば強制的に入門させるといってもよいでしょう。
ですから、子供の入門と共に、親も長期間にわたる愛情と忍耐力を養う「教育」ならず「共育」が必要です。その点を親子でよく話し合ってから入門して下さい。
極真空手に限らず、いわゆる「習い事」は、親子共に10年は無条件で継続するという「強いけど、軟らかい決心」が必要です。
それには、絶対に何があっても稽古を休まないといった肩肘張った「硬いけれど、もろい決心」ではなく、時には休んだりしながらも、10年もしくは黒帯を取るまでは何があっても中途で辞めさせないという、肩の余分な力の抜けた「強いけど軟らかい決心」が必要です。
蛙の子は蛙です。鳶が鷹を生む例は特別です。子供の才能は親が一番わかっているはずです。とにかく、初めから多くの期待をかけ過ぎずに、長期に亘って常に一定の愛情をもって、じっと我が子の成長を見守ることが一番大切です。
親が熱しやすく、冷め易いのでは話になりません。何といっても「継続は力」です。
それには、他人と比べる「横の物差」でなく、その子の成長を昔と比べる「縦の物差」を持っていただきたいと思います。親の大事な役目は、他人と比べて「うまくできない」と叱ることより、「前よりうまくなった」と正しく褒めてあげて、ひたすら高いモチべーションを子供に維持させることです。
仮に小学生時代に、どこかの空手の試合でどれだけ勝っても、「小学生のときはそこそこ強かったけど、中学校で忙しいから辞めちゃった」では、しょせん子供時代の思い出づくりに過ぎません。ただの自己満足で、真を極める修行ではありません。
初めは親のエゴで入門させたのに、後は未熟な子供の自主性に任せるのは、親の無責任です。少なくとも黒帯允許される前に、部活動や学習塾を理由に中途退会させたのでは、その子の人生の糧には成り得ません。断固として、両立できる範囲で続けさせなければなりません。
0はあくまでも0です。1週間に一度でも、あるいは2週間に一度でも、勉強や部活動と両立して稽古に参加できるはずです。それは、できないのではなく、やらないだけです。
「あきらめない心を身に付けさせる」「何があってもやり遂げさせる力を養う」ということが、長いスパンに亘っての子供に対する深い愛情です。簡単に辞めることを認めるということは、嫌なことや困難なことがあったら、それなりの理由さえ作れば、途中で辞めてもいいという免罪符を与えることになるだけです。
また、「子供が試合で勝てない」と親が子供を罵倒して、半狂乱で当たりまくる方もみえました。遂には、「他所の道場に移ればなんとかなる」と勘違いして、他所にいかれる方もみえました。
でも後日、人伝手に伺うと、よそに行かれても当然ながらだめで、結局は極真空手を諦めたらしいと聞きます。
もし、他所で成功していたならそれは大変喜ばしいことですが、結局中途で辞めてしまったと聞くと、私どもの力不足で大変申し訳なく思います。とても残念な話です。
ご両親がそんなに極真空手を好きだったんなら、子供だけに強制的にさせるのでなく、親子一緒にコツコツと楽しく汗を流して、黒帯とるまで頑張れば、極真空手を通じて、人生の苦しみも喜びも親子で共感できてよかったのに勿体無いとつくづく思いました。
また、当道場には心身障害をお持ちの方も見えます。身体能力や性別、年齢、性格も一人ひとり違いますので、それを見極めながらできることから、無理なく指導していきます。
身体に何らかの障害をもった方たちが、健常者に混じって、一生懸命がんばって、少しずつ型や組手ができるように稽古して、自信をつけていく姿には本当に感動させられます。
ハンディを背負いながらも、人生を強く生きていく大きな力を得ていただく、すこしでも支えになれればと思います。
特に、少年部においては、空手の技の習得のみならず、心身の鍛錬を重要と考えております。「病気にならない体、怪我をしない体、運動のできる体、思いやりのある心、いじめに負けない心、あきらめない心」を身につけることが何より大切です。
いわゆる、躾(挨拶、返事、言葉使い、あとかたずけ、立居振舞、行儀作法)は、本来、親がわが子に対して直接するものですが、極真空手の稽古を通じて、「礼」の大切さがより理解できます。
相手の心を読まないかぎり稽古になりませんし、相手との人間関係を深く意識することで、身をもって礼儀作法の基本を学ぶことになり、躾のしっかりした子供に成長します。
我々は、目標意識と自律心を持てば、文武両道は可能だと信じております。
よく「受験勉強」の旗印を掲げて、休会や退会する方がいますが、はたして1週間に1度程度、極真空手の稽古をする時間もないほど、毎日猛勉強するのでしょうか。
むしろ、1週間に1度ぐらい好きな極真空手の稽古をする時間は、勉強のストレス発散になるはずです。多くは「受験勉強」はロ実に過ぎず、きっと休会や退会を機会にむしろ前より遊びの時間を増やすことになるでしょう。
経験からいっても、「強いけど軟らかい決心」の人は、自己管理がきちんとできて、部活は部活、勉強は勉強、稽古は稽古、遊びは遊び、恋愛は恋愛と切り替えをうまくこなし、不思議と勉強も空手も部活も遊びも恋愛も両立できるものです。
当道場の少年部には、5~6歳で入門して以来、中学時代の部活と塾、空手の稽古、試合といくつも両立させながら、黒帯を取得したものが何名もおります。
さらに、彼らは見事に希望の高校や大学にも合格し、その後も黒帯茶帯研究会にて自己研讃しております。10年にわたって、子供に極真空手を継続させた保護者の皆様に感謝いたします。

Q6:もし、子供が空手をやめたいといった時には、どのようにしたらよいのでしようか。

A6:極真空手で、少年部が黒帯まで頑張るかどうかは、100%親の意思で決まります。
必要なのは、10年以上継続する意思と多少の障害でもめげない「忍耐力」です。初期の高いモチべーションを10年以上持ち続けるには、親子共々人生観の確立も必要です。
仮に6歳から姶めたとして18歳まで12年間、親自身に耐える覚悟と情熱があれば、子供が大人になった時点で100倍の感謝をされることでしょう。
子供に実り多い豊かな人生を送らせたいと考えるのは、世の親の常です。極真空手はあくまで趣味の世界です。このたかが趣味の世界のために、これほどのエネルギーを費やすことに、意味を見出すか否かで、決まります。
では、極真空手はやらせないほうが良いのでしようか。答えは「ノー」です。
幼い子供たちの親は、子供の将来を考え、様々な夢を描きます。そして、適当な時期に子供に特殊技能を身に付けさせたいと考えて、いわゆる「お稽古ごと」をさせます。長い間には、子供は必ず嫌になりますし、大人も必ず嫌になります。
多くの大人たちが、子供の自主性というものを誤解していると思います。子供にやる気がでたら習わせてあげよう」とか「本人に興味がめばえたらやらせる」「続けるかどうかも子供次第」といった言葉で代表される、子供の自主性にまかせるという考え方です。
正直言って、子供の自主性に任せて成功するのは、モーツァルトのような天才的な能力を持つほんの限られた子供たちだけです。大半の凡人は全て挫折するといえましよう。
もしも親が、極真空手の本当の素晴らしさを理解したら、もしも経済的に余裕があるなら、小さいときから習わせるべきだと思います。但し、やりはじめたら、最低18歳までは強制的に続けさせなければなりません。
どの家庭でも、子供が幼稚園の頃は、家族全体に活気があり、子供の将来や夢をキャンバスに描けるエネルギーが家庭の中にあります。心のゆとりがあります。
でも、子供が中学生になるころには、こんなバラ色の家族のー体感はなくなっています。
長い間に、子供は必ず空手の稽古を嫌がります。最初の関門は、小学1、2年生頃の反抗期、次が5、6年生の頃です。友達とあそんだり、勉強がいそがしくなったり、またへ理屈も多少言えるようになっています。中学生になって、部活動や受験勉強も一つの理由になります。
大して才能もないのに、ここまで嫌がる極真空手を無理してやらせて何になるのだろうなんて親も思ってしまうのですが、実は殆どの子供には特別の才能なんてないのです。子供は元々とうの昔にやる気を無くしているのだから、親が情熱を失なったら、その時点でゲームセットになります。
親に確固たる信念がなければ$まずここで負けます。特に、子供の自主性とか人権なんてほざいている親はイチコロでしょう。もし月謝が負担になっていれば、なおさらのこと「渡りに船」で即退会になります。
或いは、これを何とか乗り切っても、「中学校の部活動」や「受験勉強」や「家族の情熱の低下」が理由で、まず中学生時代で殆どの子は極真空手を止めてしまいます。
この傾向は他流派空手でも同じです。子供たちのほとんどが、少年部の大会で、小学3,4年生時代に猛烈に試合に出場していながら、高学年になると層が薄くなり、中学生になったらピタッと辞めてしまいます。
中学生の部・高校生の部は、トーナメント成立も危ぶまれるほどです。これは大問題です。
そういった意味で、少年部から始めて中学生以降で一般として黒帯允許された人は、何らかの形で「親の継続的愛情」を受けた人達です。
親は、多くを語らなくても「俺を信じて黙ってついて来い」で良いと思います。大切なことは伝えたい事(本質)があるということで、言葉にできるかどうかにこだわる必要はありません。
愛情があれば、いつか必ず通じます。そして一且決めたら、子供がどんなへ理屈を付けても負けてはいけません。絶対に極真空手を途中で止めさせない事です。
子供のへ理屈にいちいち付き合う必要はありません。人間は、自分が楽をしたり、欲望を達成するためには、かならず理屈を付けるものです。へ理屈が過ぎる場合は、腕づくもやむを得ないでしよう。
思い付きではない確固たる人生観を持ち、10年以上続けさせる覚悟でとりかかったら、黙ってついて来させれば良いのです。親は人生の先輩であり、修羅場も経験して、少なくとも親の判断の方が高い確率で正しいのですから、勇気と自信を持って断行しなけれぱなりません。
正直言って、親は、ある時期、長期間にわたって子供に怨まれるかもしれません。でも、子供に嫌われることを恐れたら、何事も達成されません。しょせん親は子供に嫌われるものです。
あらゆる躾や学習は、やがて自分(親)が死んだとき、子供が自分で力強く生き、実り多き人生を歩ませるためなのです。その目的を達するなら嫌われたって構わないと思わなくてはなりません。
嫌われるのは、子供が「子供の時期」だけです。本当の愛情と信念を持って接すれば、やがて青年になれば理解してもらえます。大切なのは、人生を一貫させることです。
しかし、無理をする必要はありません。長期戦ですから休息は必要です。「強いけど軟らかな決心」が必要になってきます。きびしく、しかし柔らかく、―貫して、そして愛情を持って。ときには相手の言訳や作り話を聞いてやる余裕があっても良いと思います。
でも$原則は決して曲げてはいけません。例外措置をとる場合は、かならず例外だと言わなければなりません。
もし毎日稽古する約束であったら、2日、3日さぼってもそれは許して良いでしよう。しかし1週間さぼることは絶対許してはなりません。ある時期に仮に進歩が遅くなっても、決して貶してはなりません。また、あきらめたような言動も決して発してはなりません。
やる気がない時は励まし、悩みを言ったら話しは聞いてあげる。子供の言っている事はへ理屈の中にも真実があります。しかし、だからといって中途で止めることは一切許さないことです。へ理屈を言い続けたら、親の威厳とあなたの全人格を賭けて一喝することです。
また、誉めることは良いことですが、決して嘘をついてはいけません。本当に良いと感じたときに誉めれば良いのです。親の感性で良いと思ったとき良いと言えば良いのです。多少、的はずれでも構いません。愛情とはそういうもので、必ず伝わると思います。
「稽古事」はどんな分野でも、10年以上続けなければ本当には身に付きません。「稽古をする」あるいはさせるということは人生そのものです。「人生は稽古である」と言っても良いかもしれません。だから、親も子供と共に、10年間、極真空手を通じて成長していくのです。共育なのです。

Q7:極真空手は小さいころからやってないと強くなれないのでしょうか

A7:極真空手は、幾つから始めても強くなれます。稽古のやりかたで、子供の頃からやっている人にも勝てるほど強<なれます。強くなれるチャンスは多いにあります。
確かに、子供のころからやっている人は、動きがスムーズで全体的に無駄な動きが少なく、技がきれいな人も多いですが、「強さ」と「美しさ」は必ずしもー致しません。技が美しくて強い人はもちろんいますが、そうでない人も多いのです。
外国語や楽器であれば、この美しさというものが本質と言っても良い程のものですが、極真空手はそうではありません。極真空手では強さが最優先されます。外国語とか楽器の演奏は、子供のころからやっている人が圧倒的に有利になります。極真空手の場合は、ここまでの差はでません。
一つには格闘というものは、生存本能にそった行動であるということです。
もうーつの理由が、極真空手のモチべーションの差です。子供のころからやっている人は確かに上手ですが、空手をやるといった動機が自発的でないことが多いのです。
無理やり親に少年時代からやらされたとか、その時は自主的であっても途中で飽きてしまい、何となく情性でやっている人も少なくありません。
しかしある程度の年齢から自主的に姶めた人は、明確な動機を持っていますし、強くなりたいという気持ちも持続しているからこそ稽古を続けています。
このモチべーションの差は日々の稽古への身の入れ方として表れてきます。極真空手は、稽古における集中力とそれをいかに長期にわたって持続させられるかで全てが決します。
もちろん、子供のころから極真空手をやっていて、現在もモチべーションを維持して猛稽古に打ち込んでいる凄い人もいます。
全日本チャンピオンになった数見肇選手や塚本徳臣選手にしても、入門は少年部からと聞きましたが、本格的に取り組んだのは高校生以降だといいます。
極真空手には、後から姶めても逆転するチャンスが、他の稽古事より多いと感じます。

Q8:ハードな自由組手を毎回行っているとしたら、とてもついていく自信がありません。

A8:まず、お断りしておきたいことがあります。普段からフルパワーのフルコンタクト組手を毎回行っているわけではありません。
稽古においては、生理的に安全に、しかし、技としては有効な技術を身に付けるというのが当道場の方針です。普段の組手は防具着用です。
安全性に関しては、常に細心の注意を払っています。稽古中に、相手に重篤な障害を与えるような無茶な突き蹴りは絶対行いません。
もし、不安がおありでしたら、ぜひ見学においで下さい。または無料体験入門もできます。そうした心配は払拭されると思います。

Q9:ある程度高い年齢から始めることは可能でしようか。

A9:もちろん可能です。しかし、若干の注意と工夫が必要です。空手を稽古する上での若い人と年配者の一番の差は「回復力」の差です。
つまり、一且、疲労したり消耗あるいは損傷した肉体が回復するまでにかかる時間の差です。若いころならすぐ筋肉痛になったのが、ある年齢以上になると2、3日後から妙に痛<なってくるのは皆経験することです。
例えば、35歳のあなたが入門したと仮定します。初日は、多少の緊張と期待もあって張り切って稽古をしました。難な<初日は通過しました。
でもここ何年も腕立て伏せすらやったことのないあなたは、わずかな体操程度の運動でもお決まりの筋肉痛に見舞われます。多分1週間くらいは続くでしょう。
もし1週間で回復しなかったら。次週は休んでも構いません。痛みが回復したら、2回目の稽古に行きます。基本的な突きと蹴りの型だけの稽古ですが、今度も多分、1週間では回復しません。
でも4、5回稽古に行けば、十分1週間で回復するようになります。その間の軽い筋肉痛は、ある種の充実感を伴うようになってきます。柔軟体操もそうです。最初から股割りなんかできっこありません。焦らずあくまでも少しづつやっていくのです。
「痛み」とは体からの信号です。痛みがあることで、脳は筋肉に負荷がかかったことを知ります。脳は、筋肉修復のプログラムの実行にとりかかります。痛みが存続するかぎり、修復動作を続けます。痛みが無くなれば、脳は修復が完了したと認識します。プログラムは停止です。
そのとき、また稽古して、筋肉細胞を傷めます。すると筋肉は痛みを発します。脳はまた修復プログラムを発動します。この修復を積み重ねることで、「超回復」とよばれる過剰修復が起こります。前より、強い筋肉に、構築していくのです。
つまり、機能の向上です。鍛練とはこのサイクルを続けていくことです。体を鍛えるとはこういうことなのです。この原理は極真空手だけに限りません。
要は、自分にあった運動量とインターバルの設定にあります。最も効率的な鍛練は、稽古と稽古の間中、心地よい痛みが存続し、丁度次の稽古のころ痛みが無くなっているという程度の負荷を筋肉に与える稽古量です。
疲労や痛みが蓄積するのは「オーバートレーニング」といって、決して良い結果を生みません。また、次の日まるで筋肉痛も疲れもないという量は、その人にとっては軽すぎる運動量です。心地よい筋肉痛と疲労、それに完全な回復がすべての人にとっての最適運動量のキーワードです。
中高年であろうと若者であろうと、この原理は同じです。要点は、稽古量とインターバルの効率的な設定です。1週間というのは、中高年にとっては最も適したインターバルではないかという実感を持っています。
逆に、若者にとってはちょっと長すぎるインターバルかもしれません。足りない分は自分で補うことはいくらでも可能です。そういう方は、1週間に2回以上稽古して下さい。どの道場で何回稽古してもかまいません。
また、稽古は道場だけで行うものではありません。家でストレッチしたり、走ったり、歩いたり、空突き・空蹴り、サーキットトレーニングしたり、仕事の合間にちよっとしたトレーニングを行うといった補助的な稽古は、ものすごい効果を生みます。

Q10:交代勤務のため、隔週しか稽古に行けません。また、退社時間の都合で稽古に参加できる時刻がマチマチなのですが、入会は可能でしようか。

A10:定刻に道場に入れなくても構いません。稽古に遅れて来た場合は、自分のぺースで準備運動等を行い、適宜合同稽古に参加します。
また稽古がきつい場合には、途中で休憩したり、また用事で早退しても構いません。
隔週ごとの稽古は、稽古の成果を得るインターバルとしてはギリギリの線でしょう。もし、道場稽古だけで向上を望むとしたら、よほどの素質があるか、特別な集中力がないと無理でしよう。
ただ、稽古は道場だけで行うものではありません。道場に通うのは、例え1週間ごとあっても、自宅で基礎訓練や筋肉トレーニングといったものを定期的に行えるのであれば、話は全然ちがってきます。
実際、短期間で昇級や昇段する方は、道場以外でもいろんな形で自主トレーニングを行っているようです。そういう方は、自分のトレーニングの成果の確認のために、道場で組手を行っているように見えます。こういう方は、道場には月―度しかこなくてもぐんぐん上達するものです。
ただ、極真空手というものは、やはり相手があって初めて成り立つものなので、自分だけでどんなにハードトレーニングしても(例えば山ごもりなどで)限界はあります。
成果の確認とモチペーションの維持のためにも、やはり定期的な道場での稽古は上達に不可欠なものだと思います。要は、本人のやり方―つで、毎週稽古に行けなくても十分やっていけるということです。

Q11:仕事柄、怪我が心配なのですが、現実問題としてどの程度のリスクでしようか。

A11:どんな職業でも、怪我はやはり大変な支障をきたします。ただ、こうした怪我の問題は極真空手だけではありません。他の武道やスポーツと比べた場合、極真空手が際立って危険な部類のものでしょうか。適切な安全管理を行っている道場稽古は、野球やサッカーなどのスポーツと怪我という面では大差ないと思います。
一般論として、極真空手の稽古において、突き指・軽い打撲程度の怪我を長期にわたって100%防ぐことは不可能です。もし、怪我すれば即仕事に差し障りがでるのでしたら、「大丈夫ですから、ぜひ極真空手をおやりなさい」とは軽々しく言えません。
後は、あなたの生き方というか人生観での判断になります。まずは勇気をもって一歩を踏み出して下さい。「見る前に跳べ」です。

Q12:「よく痛みに耐えて頑張った」というのは流行語にもなった言葉ですが、痛みに耐えて頑張ることは、訓練のためには必要なことでしようか。

A12:痛みに耐えて頑張るということは、それが訓練として有効な範囲であればとても意味のあることです。例えば、効果的な筋カトレーニングを行うのであれば、限界まで追い込むことは必要なことであり、痛みを伴うことも少なくありません。
しかし、骨折していたり、腱を切ったりという重大な怪我を負ったがための痛みであれば、これに耐えて頑張るということは百害あってー利なしです。
頑張るという精神力は大変評価しますが、痛みに対する頑張りが、将来に向かって有益なものなのか、有害なものなのかを良く見極めて判断する事が重要です。

Q13:生まれつき体が硬くても極真空手は可能でしようか。また、痩せていて、全く筋力がないのですが可能でしようか。

A13:確かに体の柔軟性に関しては、生まれつきのものがあることはしかたのないことでしよう。多くの子供達に空手を教えていますが、大して苦労せずに180度の開脚で胸をぺったりと床につけてしまう子もいれば、それこそまともに90度も開かない子もいます。
子供は皆柔軟性があるなんて言葉はまったく間違いです。子供でもこんなに硬い子がいるのかとびっくりすることもめずらしくありません。
その後の訓練次第で、どんなに硬い子でも6ヶ月もすると見違えるように柔軟性がでてきます。訓練に関しては一切の妥協はありません。極真空手に限らず、あらゆるお稽古事は、ある程度の厳しさをもって臨むことが、大きな目で見てその子の宝になるという信念も持っています。
―方、大人に関しては、強制は一切しません。大人に関しては、モチべーションの維持が何より大切だからです。大人と子供では、そもそも空手道場に来る目的意識がまるで違います。そしてモチべーションを持っている人は自主的に努力します。
努力をしすぎる人には、オーバートレーニングにならないように、「軟らかな決心」を薦めるくらいです。柔軟性に関しても、それが必要だという強い動機付けさえ維持できれば、私はどんな人でもかなりのレべルまで達成できるのではないかと思っています。
ただ最低でも数年は続けるといった決心は必要だと思います。大人は忙しく、この継続がけっこう苦手です。
当然ながら、体の柔軟性は歳とともに衰えてきます。だんだん硬くなっていくのです。若いころ前屈で両手がべったり床に付いていた人も、中年をすぎて社内の体力測定など行って体の硬さに愕然とした人も多いはずです。
では、体の柔らかさとはいったい何なのでしようか。一般的には、関節の可動範囲の広さのように言われています。バレリーナや体操選手が開脚をして床の上で180度股を開いたり、足をのばしたまま自分の頭より高いところに楽々挙げたりすることは、柔らかさの象微です。
しかし、実際には関節自体の可動範囲というものは、歳とともにそんなに変化しません。硬くなっている原因は、実は関節を取り囲む筋肉や靭帯にあります。
筋肉の伸張限度がだんだん低くなってくるのが、身体の硬さの原因です。いわゆる「スジが伸びない」という状態になるのですが、それは年齢より、訓練の影響の方が大きいのです。鍛錬の継続で、維持やさらに向上もします。
「真向法」という有名な健康法があります。この真向法は、何も悲鳴をあげさせるようなハードトレーニングを行うわけでもなく、日々の積み重ねであのような柔軟性を獲得する術です。
適度な訓練を行えば、80歳をすぎても現役バレリーナのような柔軟性を得られるということの実証があります。
また、幾つになっても筋力は向上します。普通の人の筋力のピークは、一般的には20歳台の中頃と考えられています。何も訓練しないで生理的な加歳にまかせた日々を送っていくのならこれは正しいかもしれません。
しかし、合理的な訓練を行った場合は、個々のケースでは常識では考えられないような結果を生むことが、我々の経験上実証されています。
40歳台から初めても、筋力を2倍程度に増やすことはそんなに難しいことではありません。米国では、年配者がフィットネスクラブでバーべルやダンべルで筋カトレーニングしている光景を良く見ますが、60才台の現役ボディービルダーもいます。
彼らの肉体はゲームセンターにたむろする日本の若者など足元にも及ばないすばらしいものです。何もボディービルダーになる必要はありませんが、筋カトレーニングの効果を計るには彼らの存在はずいぶん参考になるのです。
蛇足ながら、空手の蹴りで足が上がるということと、股割りができるということはイコールではありません。それほど目立った柔軟性がなくても軽々と相手の顔を蹴れる人は大勢います。

    高い蹴りを出せるためには、、次の二つの条件が必要です。
  1. 関節および関達する筋や筋肉の柔軟性。
  2. 足を引き上げるだけの筋力。
最初の条件は、ストレッチや柔軟体操等を根気良く行うことで克服できます。2番目の条件は案外忘れられがちな点です。いくら柔軟性があっても、蹴り上げるだけの基礎筋力がないことには話になりません。
これは通常の稽古でも少しずつ獲得できるものですが、短期間に得るには意図的な努力をしなければなりません。蹴りだけに限りませんが、自分に弱点があれぱ、その部分だけ取り出した強化方法を工夫しなければ大きな飛躍は望めません。
足首に重いものを巻きつけたり、あるいは鉄下駄などをはいて、蹴りの稽古をするのは良い方法の一つです。前蹴りであれば、蹴った体勢(足が前方に伸びた状態)のまま数秒間保持できるように努力することも効果的です。横蹴りや廻し蹴りなども同じように蹴った状態で保持できるようにがんばります。
技術(スキル)の獲得のポイントは、「最初はゆっくりていねいに」そしで贋れるにしたがって「スピードアップ」していく、そして、回数を多くすることです。
筋力の獲得のポイントは、高い負荷を与える事と低回数、そして十分な休養です。ただ、この二つは、稽古の方法論がまったく異なることを忘れずに覚えておいてください。
武道に不可欠なのは、「うまさ」と「強さ」です。体が小さいとかその他生まれつき何らかの格闘に関しての弱点とされるもの持っている人が、その弱点をカバーして生まれつきの強者に勝てるようになるところに武道、格闘技の醍醐味があるのです。あきらめずに、安心して極真空手に取り組んでください。

Q14:視力が弱いのですが、稽古は可能でしようか。

A14:視力が弱いといってもいろいろなレべルがあるのでー概には言えませんが、通常の眼鏡をかける程度の近視や乱視であれば問題ありません。眼鏡をかけて、あるいはソフトコンタクトレンズを入れて稽古をしている方は大勢います。
但し、ゴムなどで眼鏡を固定すれば、基本稽古などはできるでしょうが、組手稽古のときは眼鏡を外さなければ危ないです。

Q15:心臓の軽い持病があるのですが、医師に相談したところ「無理をしない範囲で、頑張ってください」と言われました。極真空手はこの範躊にはいるでしようか。

A15:「無理をしない」とか「頑張る」ということは、相対的な言葉であって、定量的な基準を表す言葉ではありません。「無理をしない」ということは頑張らないことですし、「頑張る」ということは無理をするということで、かなり矛盾したあいまいなフレーズです。
効果的トレーニング心拍数としては、一般に次の式が用いられます。(220一年齢)一安静時心拍数}×運動強度(%)十安静時心拍数55~65%:脂肪燃焼ゾーン(有酸素).65~85%:有酸素ゾーン.85%以上:無酸素ゾーン
例えば、40歳で安静時心柏数が60で、運動強度を仮に70%だと仮定すると、144拍/分がターゲット心拍数ということになります。
つまり、「144拍/分<らいの心拍数」なら、基本稽古は大丈夫ということになり、無酸素ゾーンの85%で計算した162拍/分でも大丈夫ということなら、組手もOKということになります。
極真空手の基本稽古は、おそらく「有酸素ゾーン」であり、自由組手は初心者にとっては「無酸素ゾーン」に近<なると思います。心臓の問題であれば、あなたの心拍数の上限がどの程度であれば安全なのかを専門医に確認して下さい。

Q16:軽度の障害がありますが、極真空手はできるでしょうか。

A16:可能です。空手は、もともと弱者が強者に立ち向かうための技術として考案されたものです。人は皆、遺伝的な制約のもとで生まれてきます。大きな人や小さな人、体力や運動神経に恵まれている人もいれば、そうでない人もいます。
また、先天的あるいは後天的な障害を持っている人もいます。極真空手を稽古するということは、こうした自分に与えられた制約や条件の元、努力で強さを獲得していくということなのです。
極真空手は優れた技術体系により元々弱い人でもびっくりするような肉体的、精神的な強さを与えてくれます。身体能力や性別、年齢、性格など人は皆違います。
その違いを受け入れ、欠点は克服できるところは克服し、出来なければ補い、長所は伸ばし磨き、最強の自分を創りあげるのです。
当道場には、過去から現在まで、聾唖者や内臓疾患、腰痛症、アトピーなど、先天的あるいは後天的な軽い身体障害や知的障害、精神障害のある方が入門されて、皆と共に稽古しています。その日の体調にあわせて、決して無理をせず、楽しく頑張っています。
とは言え、どんなに弱い人でも可能かと言えばそれはやはり常識的な限度はあります。極端に言えば、寝たきり状態の人が極真空手をやれるかといえば、それはやはり物理的に無理です。また、内臓や骨が少しの衝撃にも耐えられないような障害をお持ちの方もやはり極真空手の稽古は危険でしよう。
もし仮に、極真空手の技の全てを実行することが出来なくても、自分の身体能力に応じた技を磨いていけばよいのです。現在の自分より、肉体的にも精神的にも強く成れるかどうかという事が極真空手をやる事の意義の確認となります。
100人の空手家がいれば、そこには100の空手が存在することになると思っています。勿論、極真空手という体系における基本は共通です。しかし、基本をしっかり身につけた後は、自分の空手を追及するべきなのです。
極真空手はー見激しい武道ではありますが、やり方によっては他のスポーツ(球技など)より障害のある方が受け入れられる間ロは広いとも言えます。
あなたの人生は一度しかありません。例え障害があってもやれるかどうかは、最終的にはやってみないと分からないのです。
まず、やってみて「ダメかどうか」はそれから判断しても遅くはありません。少なくとも当道場は、そうした人たちに門戸を閉じることは絶対ありません。詳しくは、ご相談にのります。一度ご連絡下さい。

Q17:挨拶は、すべて「押忍(オス)」ですか。

A17:道場の出入りは、腕で十宇を切って「押忍(オス)」の挨拶をします。この腕で十宇を切る形は護身術のひとつです。互いに向かい合って立ち、十宇を切って挨拶します。稽古中の返事も「押忍(オス)」です。慣れないと違和感があると思いますが、1ヶ月もすれば普通になります。
基本的には「押忍(オス)」の挨拶は道場の中だけです。一歩外へ出れば、社会人として一般の挨拶をするのが常識でしょう。それでも生徒同士は、道場外でも「押忍(オス)」を使うのが仲間同士の挨拶として心地よい連帯感を生み出しています。
尚、「押忍(オス)の精神」については、当サイトの極真カラテ心得<精神編>を参照して下さい。

Q18:道場での互いの呼称はどうなっているのでしようか。

A18:先輩、後輩の礼儀はありますが、とくに一般社会と異なることはありません。例え級が上であっても年下の者は、年上の者には敬語が原則です。後輩は先輩を立てて、先輩は後輩に弟妹や我が子のような気持ちで接すれば、何も問題ないと思います。
尚、師範や師範代に対しては「師範」「師範代」、黒帯の先輩に対しては「○○先輩」と呼びます。色帯同士では、お互い「さん」づけが基本です。
少年部や若者は、年長者から親しみを込めて、「君」づけで呼ばれることもあります。要は、気心が知れていれば、互いに尊重する思いやりがあれば良いのです。
―昔前のように、入門が一日早いとか、帯の色がーつ違えば、「神様」と「奴隷」といったような封建的な悪しき伝統はー切ありません。

Q19:試合にはどうしても出なくてはいけないのでしょうか。

A19:当道場は、全ての会員を大会出場させる、競技志向している団体ではありません。
ただし、力試しの場として、年2回道場内交流試合を行っています。初めから、負けることを恐れることはありません。人生も勝負です。試合という経験も大切です。
試合を通じて、得るものは沢山あります。体力と組手の基礎が身につき、少し自信がついてきてからでも遅くありませんから、ぜひ挑戦してみて下さい。
また外部の大会に出場することは大いに奨励しております。「選手会」は、外部の大会で優秀な成績を収めている者を数多く輩出している道場内のグループです。
どなたでも参加できます。各道場合同稽古で強化稽古したり、技術セミナーを開催しています。みんなで仲聞を応援して、連帯感を深めています。詳しくは、道場責任者にお聞きください。

Q20:道場行事には必ず参加しなくてはいけないのでしょうか。

A20:白帯から緑帯までは「生徒」と呼ばれます。「生徒」は原則として自由参加です。但し、昇級昇段審査会には「行事参加」の項目があり、全て欠席だとEランクになります。できる範囲でけっこうですから、ぜひ楽しんで参加してみて下さい。
また、茶帯以上は「弟子」と呼ばれ、「黒帯茶帯研究会」と呼ばれる上級稽古の参加義務が生じます。これも、毎回必ず参加できなくてもできる範囲でけっこうですから、ぜひ参加してみて下さい。新しいステージが開けます。

Q21:昇級昇段審査は必ず受験しなくてはいけないのでしょうか。

A21:入門動機がそれぞれ違いますので、必ずしも昇級しなくてはいけないというものではありません。もちろん、簡単に辞めてしまう人よりはやる気が継続していてよいと思います。
「石橋を叩いて渡る」人や「石橋を叩きすぎて壊してしまい、渡れなくなる」人もいます。自信がなくて受験せずに、何年もずっと同じ帯を締め続けている方も見えます。それでも一向にかまわないのですが、ドンドン後輩に抜かれて行く人生もちょっと覇気が足りない気がします。
チャレンジ精神こそ、極真カラテの醍醐味でもあります。少しずつ高きを目指していくことが極真空手の修行だと思います。
「当たって砕けろ」ではないですが、もし落ちても終わりなわけではありません。何故不合格だったのかを考えることができます。それを補えば、次は上がることができます。
まず、今できることから、少しずつ準備をして、一歩ずつ確実に階段を上がりましょう。上のステージには、別の世界が必ず開けています。一段上から見る景色もいいものですよ。今まで見えなかったものが見えるかもしれません。