to index
index > 資料館② 若獅子寮編

資料館② 若獅子寮編

<若獅子寮 寮訓>
吾が寮は希望に燃える若獅子の寮。時あらば世界に獅子吼せんと切磋琢磨、努力精進し武道家として全き完成を願う、難行苦行修行の共同宿舎である。
一、 吾々は、難行苦行の修行者として、心の汚れを持たず、常に衣服、室内を清潔に保つこと
一、 吾々は、押忍の精神を保ち、日々刻々何処においても戦場に立つ者の心構えを持つこと
一、 吾々は、良き武芸者たらんがため、文武を通じて、心・技・体を鍛えること
一、 吾々は、何事においても率先実行を旨とし、よりよき模範と指導を心掛けること
一、 吾々は、常に慎重を期し、礼節をわきまえ、武人としての誇りを忘れざること
一、 吾々は、一年で黒帯、二年で準指導員、三年で正指導員となるよう努めること
一、 吾々は、練士、教士、範士の資格を得、国内外における指導者となるよう心掛けること
一、 吾々は、同じ修行者として相和し、事に当たって、武の道人の道を忘れざること
一、 吾々は、力量、技量、速度、跳躍について不断の探求を怠らざること
一、 吾々は、常に薄氷を踏む戦士として、日々の修業を一義とすること
一、 吾々は、初心貫徹のため、青春の気迫を燃焼し、常に宇に挑む姿勢を忘れざること
一、 吾々は、困難を耐え、空手の本義である自己との闘いに打ち克つこと
一、 吾々は、終生を極真カラテ一筋に生き、信仰と信念を持って、社会の範となるように努めること
一、 吾々は、極真カラテの礎となるため、館長の手足となり率先して会館の業務に協力すること
一、 吾々は、寮訓・寮則を遵守し、希望の朝を迎え感謝の夕べを送るよう努めること
<寮則>
一、 寮生は、入寮当初は会館の空気に慣れるため、自主稽古以外はできないものとする
一、 寮生は、入寮後三ヶ月間は無休とし、それ以後一年までは二週に一度の休みとする
一、 寮生は、一年を経た者は週に一度の休みを与えるが、緊急の際はこれを返上し、会館の業務にあたること
一、 寮生は、朝六時半の起床、夜十一時半の消燈を厳守すること
一、 寮生は、寮の秩序を保つため、寮生の中から副寮長を選び、事務局長の下に寮長が置かれるものとする
一、 寮生は、外出の際、必ず寮長に外出先と帰寮時間を申し出ること
一、 寮生は、寮生以外の者が泊まる時は寮長ならびに受付に許可を得て、朝礼に必ず参加させること
一、 寮生は、毎年三月に選考され、四月に入寮式を行い、三年の修業期間を終えた者は三月に終了式を行うものとする
一、 寮生は、三年間の寮生活終了後、最低一年間は本部の指定する海外あるいは国内の研修生として自己の研鑽に努めること
一、 寮生は、入寮年度の規定に従って寮費を納入のこと
一、 寮生は、早朝の合同稽古に全員必ず参加し、道場の稽古以外に絶えず稽古を心がけること
一、 寮生は、毎週一回金曜日の夜、館長との食事の時間を持ち、この夕食会には寮長、事務局長ならびに館長の指名を得たもののみ参加できるものとする
一、 寮生は、週に一度、英会話ならびに精神訓話の講義を受け、教養の向上に努めること
一、 寮生は、掃除、食事を当番制とし、洗濯は自ら行うこと
一、 寮生は、寮の規律維持のため、寮生以外の者の立ち入りを禁じること
一、 寮生は、自分に与えられた業務は、最後まで自分で責任をもって遂行すること
一、 寮生のうち、日常生活、技量の成果において優秀と認められた者および会館に非常な貢献をなしたる者は、これを表彰するものとする
一、 寮生ならびに寮に関する事項はすべて委員会で討議され、館長の裁可を得るものとする
※長谷場譲の入寮時(1977~1979年頃)の寮則とは弱冠違います。
<若獅子寮の一日>
(川畑幸一寮長時代1977~1980頃の平均的な一日)
起床 6:00
※宿直は、会館窓開け、新聞届け、ゴミ捨て。食事当番は朝食支度。その他は、柔軟。
※審査前や大会前には、5:00起床して、一人で1時間くらい走り、その後合同早朝稽古参加.
早朝稽古 6:30
※雨天時は内容変更.本部留守番と食事当番以外全員、毎日の日課約1時間半。
路上にて 
ランニング8km(通称゛目白コース゛).坂道ダッシュ100m×5.
西池袋公園にて
(ジャンピングスクワット50回MAX+拳立て伏せ50回)5セット.
サイドステップ50m.後ろ向きステップ50m.ケンケン50m.あひる歩き50m.ウサギ跳び50m.手押し車50m.ターンダッシュ50m.足捌き50m.膝蹴り50m.前蹴り50m.廻し蹴り50m.等
1階道場にて
(腹筋50回+背筋50回)5セット  
朝食 8:00 ※寮訓・寮則・寮歌のあと、朝食.
会館清掃 8:30 ※各自担当区域(長谷場は3年間館長室担当).
朝礼 9:30 ※大山館長(当時は館長)訓話.職員&内弟子参加.
一部稽古10:00~12:00
※一般道場生と出席(一日1回は一般稽古に参加).
※一部指導員:三瓶啓二・三好一男・川畑幸一・青木達也・松井章圭等.
  移動稽古は、前蹴上げ一号令10本20往復など当たり前.
※寮掃除・ロビー番・食事当番・会館業務の合間に自主稽古.休日は朝礼後から.
※日曜日は、早朝自主稽古→早朝稽古→一部稽古→茶帯研究会→黒帯研究会とぶっ続けにあるので大変.茶帯は、全てに出るのでまともに食事も取れず、夏には脱水症状になるけど、すきっ腹にビールが唯一の楽しみだった.
※全日本大会前になると、アメリカから大山茂・泰彦、三浦美幸、岸信行、二宮城光師範方が帰国.国内は芦原英幸師範初め極真ファンが垂涎のメンバーが揃う.
昼食 12:00 ※一部稽古参加の者は後から.
余暇12:00~16:00
※自主稽古や昼寝する先輩もいた。、下っ端は、寮掃除、洗濯、夕食買出、雑用で終わる。
※川畑幸一寮長は、自主稽古で毎日キックミットを左上段廻し蹴り1000本+右上段廻し蹴り500本も蹴っていた.1日8時間~10時間は稽古していた.
二部稽古16:00~18:00
※一般道場生と出席(二部は内弟子が多く参加).
※ 二部指導員:廣重毅・前田政利・川畑幸一・竹和也・恵松郎・金子守・長谷場譲・竹山晴友・田畑繁等組手は半端でない.怪我人続出.びっこや鼻血は当たり前.記憶喪失者もたびたび.
※山崎照朝師範・大石代悟師範・真樹日佐夫先生も指導.真田広之くんも同期.
三部稽古19:00~21:00
※一般道場生と出席(職員・運転手が参加).
※三部指導員:中村誠・柳渡聖人・藤原康晴・楠慎吾・七戸康博等.
夕食 21:30
※宿直当番は先に済ませる.三部稽古参加の者は後から.
※金曜日の夜は、帯研の後、大山総裁と寮で食事会.鳥の水炊きがメイン.デザートがつく.
閉館 22:00
※食事当番は片付けしてから、寮には風呂がないので銭湯へ行く.しかし、金がないときは会館地下のシャワーのみ。
消燈 23:30
※酔っ払いが真夜中に来て「大山に会わせろ」としつこく言ってきたので、近くの公園に連れて行き、ブン殴ったこともある。
※宿直当番は、指導員室で朝まで仮眠だが、外に干している稽古着を取り入れるために、ちょっとでも雨が降ったら起きなくてはならない.緊急時は裏の寮生を呼ぶ.