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資料館@ 「心・技・体」の基本は感謝
練習が真剣なのは当たり前
スポーツの世界ではよく大切にするべきものとして、「心・技・体」と言うけれど、全くその通りだと思う。
私は「生活の全ての場面で、その言葉を大切にしろ」と、言い続けている。
つまり、上手くなりたかったら、極真空手だけでなく、生活から丸ごと取り組めということ。
「心・技・体」とは、完成された選手の理想のあり方をさすのではなくて、稽古の取り組み方の理想的状態をさして「心・技・体」と言うのだと思う。
  稽古から常時この三点を大切にしてれば、絶対に上手くなる。
選手として、人間として 大きく育っていくはずだからだ。
まず「心」とは、「やるぞ」という意欲。
挑戦する心がなかったら、練習なんて意味がない。
そして「技」とは、上手くなりたいと努力すること。
「体」とは「衣食住」と同じだと教えている。
生活面をきちんとコントロールすることだと。
稽古しているときに真剣なのは当然のことだ。
でも、道場にいないときだって、ある意 味で稽古なのだ。
生活は丸ごと稽古だと考えれば、すなわち日常生活を真剣にしなければ、極真空手は上手くならないということになる。
「ほんとに真剣に極真空手をやるかどうか」は、だから「ほんとに真剣に生活しているか」と同じ意味なのだ。
偉そうなこのスローガンも、自分ができたから掲げているわけではない。
自分ができなかったことだからこそ、教え子達には完璧にやってもらいたいのだ。
要求の厳しい私のことを"監督主義者"と呼ぶ人がいるけれど、なるほど、だから道場生達は大変だと思う。
でも、ある程度"監督主義"に「よし、ついていこう」と思える選手でなければ、極真空手が強くならないのも事実だ。
道場は人との繋がりの中でできるもの。
道場生は協調性がなければやっていけない。
"監督主義"とは、それを理解するための、ひとつ乗り越えるべきステップなのだ。
「人間、ひとりじゃ生きられないんだよ」 何かにつけて、私は道場生達に言う。
言い換えれば「極真空手は、ひとりじゃ戦えないんだ」という真理だ。
だから"道場という輪の中の自分"を大切にしてほしい。
友達の輪、仲間の輪を大切にして欲しいのだ。
人間は様々な出会いの中で学び、考え、"自分"を作っていくもの。
だから、まずはじめに、そして最終的に"自分"を産んでくれた「親には感謝しなさい」という結論になる。
感謝の気持ちは、そのまま協調性にもつながる。
「心・技・体」の基本は、感謝の気持ちなのだ。

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